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光市・母子殺害事件の考察と裁判に望む事
取り上げようかどうか悩んでましたが、
今回、書きたいと思います。

ゲーム関連の記事が多いですが、今日は時事ニュースです。
テレビやネットのニュース等でも扱われていますが、
99年に山口県光市で起きた母子殺害事件の裁判についてです。

事件内容はかなり有名な話ですし、ネットですぐに検索可能なので
あえてここでは触れません。
「1審、2審で無期懲役が求刑された後に、最高裁から差戻しを受けた」
というところまでは把握していました。
この事件は特に印象に残っていたので覚えていたようです。

1審、2審では被告人は殺意を認めておりましたが、
差戻し審になってからは一変して殺意を否認。
検察側からの質問に対しても「分からない」「覚えてない」という
対応が主でした。

で、特に被告人である福田氏側の21人の弁護団の主張が、
(一般人からすると特に)あまりにぶっ飛んだ主張で、
国民感情を煽るような結果になっているようです。

この弁護団には有名な弁護士もいるそうですが、
全員が死刑反対論を唱えているという共通点があります。
死刑反対論に対してどうこう言うつもりはありません。
また、加害者の弁護をするわけですから死刑を回避しようとするのも
弁護士の役目というものなんでしょう。
それに向かって色々と手を尽くすのは別に構いません。

が!

死刑廃止論以前の問題として、安田弁護士率いる21人は
弁護士としての仕事を果たしているのかというと、
非常に理解しかねるのですね。

まず安田弁護士達が関わる以前の、1審と2審での流れですが、
精神鑑定で「福田氏は責任能力はある」という事になっています。
また、全面的に殺意を認める流れとなる被告人の証言を踏まえた上で
量刑として相応しいのは何かという議論になっていました。
まぁ、これが当たり前の裁判の流れじゃないかと思います。

福田氏の弁護人が、無期懲役を勝ち取った直後に、
被害者遺族に向かってガッツポーズを取ったそうです。
これはいただけませんけどね。

差戻し審になった際に、福田氏の弁護を買って出たのが安田弁護士です。
メディアの前ですでに語られているようですが、
彼は自ら志願して、この裁判に関わっているそうです。
また被害者遺族である本村さんに対して、特別な思い入れをしているのも
すでに明らかになっています。

で、21人の弁護団が出てくるのですが、
どうも彼らが出てきてからが裁判の様子がおかしいんですね。
弁護団の発言により、どんどん加害者の印象が悪くなっているような
そんな状態になっているんですね。
21人の弁護団は、被告人を死刑にしたいんじゃなかろうかと
そう思えてしまえるような、お粗末な弁護なんです。

?今までの発言を翻し、全面的に殺意を否認

それまでは「反省している」「更生の余地がある」という流れでしたが
殺意を否認してしまったために「反省の余地はない」という印象を
裁判長に与えたのではないでしょうか。
ただまぁ、否認したのは弁護側の避けられない選択だったともいえます。
(もっと賢い弁護の方法もあると考えてますけど)

?責任能力がなかったのでは?という流れにもっていきたい弁護団

差し戻される前の段階で、加害者は18歳になったばかりで
まだ未熟な状態であるというのが無期懲役の一つの理由になったわけですが
差戻しを受ける際「刑を軽くする要因にならない」と最高裁に言われてます。
つまり同じ弁護をやってもダメだというわけで、
安田弁護士らが考えたのが「もっと未熟だった」という話にする事。

殺した赤ん坊を押入れに入れた理由を
「ドラえもんを信じていて、ドラえもんなら何とかしてくれると思った」
と供述させたことや、
本村夫人を殺した後に姦淫した理由について
「死者に生を注ぐ事で生き返ると考えていた(魔界転生の影響らしい)」
という証言が出てくることで明らかです。

供述させたとあえて書いているのには理由があります。
それは下を見てもらうとして・・・

小学生でもドラえもんの存在を信じている人はまずいませんし、
魔界転生の本を鵜呑みにする(知識も間違っているんですが)というのも
考えられない事です。
仮に本当に福田氏がそういう内容を弁護団に話していたとするならば、
なぜ1審、2審の段階で出てこなかったんでしょうか。
早い段階で出てくれば、精神鑑定のやり直しを請求できたのではないかと。
証言の内容が異常だからおかしいという話ではなくて、
(まぁ法廷で話して通用すると思っている弁護団もどうかと思いますが)
弁護団の弁護の組み立て方が荒唐無稽だと言っているわけです。
もっとスマートなやり方がたくさんあるだろうにと、思うわけです。
そういう事を考えていくと、今回の証言は加害者以外が作った
事実とは異なるストーリーなのではないかと推測ができます。


さて、ここからは自分なりの考えを述べたいと思います。
理想論も入ってくるので現行法には当てはまらないかもしれませんが
「こうあってほしいなぁ」という1国民の意見です。

まず「被告人に反省が見られるから刑が軽くなる」というシステムは
もう止めてほしい
なと思います。
これほど客観性に欠けるものはないんじゃないでしょうか。
そもそも、行った犯罪に対する求刑であってしかるべきで
「犯行直後に、犯した罪を後悔する行動を起こしている」とか
そういったことだと理解も出来るのですが、
捕まって裁判にかけられている最中なわけですから、
ほとんどの犯罪者は「反省しているように」見えるのではないでしょうか。
加害者の弁護人も、まともな弁護人であれば被害者にも考慮をしますし
また刑を少しでも軽くしようと努力するなら尚更ですが、
「法廷ではこういう態度でいなさい」という指導はしているはずです。
もしも「反省」というものを考慮するならば「恩赦」という形で行えばいい。

次に、人が違えば考え方も違うのは最もなことですが、
法廷に自分の思想を持ち込んで推し進めるのは止めてもらいたい。
もっと具体的に言うと、死刑反対論という思想を法廷に持ち込むなと。
思想を持つのは自由ですが、現状を変えたいなら裁判所ではなく
国会に話をもっていくべきことではないでしょうか。
プロパガンダと言われても仕方がないわけで、
少なくとも安田弁護士等は、弁護士活動に参加する前に
政治家になった方が良いかと思います。

最初から「死刑等ありえない」という勝手な前提で、
思想ではなく、現実としてある裁判というものに臨むというのは
法の上で弁護をする弁護士のあり方ではないと思います。
ましてや今回は「本村氏を死刑反対論に変えさせるため」に
弁護を買ってでているわけですから(本人がすでに証言)
論外というほかありません。
私怨で被害者遺族に立ち向かっているのかとさえ受け取られます。
(本村氏が安田弁護士を死刑論に関して論破したという事実による)
宗教を理由に死刑にゴーサインを出さなかった元法務大臣と同じですね。
嫌なら法務大臣にならなきゃいいんです。まず職務を全うしろと。

それと最後に自分なりの「理想の弁護士像」なんですが、
法律ありきの世界なのはよく分かるのですが、
法律というのは裁判においては「前提」でしかないと思うのですね。
弁護するにあたって・・・ということですが。
法律でこうなっているから、これはこうなんだという展開。
別に否定はしません。
でも、被害者も、加害者も、周りの家族も、みんな人間なんですよね。
被害者遺族を弁護する弁護士さん、加害者側の事も考えてください。
加害者を弁護する弁護士さん、被害者遺族の事も考えてください。
お互いの事を「人間的に」思いやった上で、法律という前提に基づき
本当に公平な裁判を行ってほしいと思います。

日本は加害者に優しい国だと言われています。
人権問題を考えるようになったからです。
人権を考える。それは大変良いことだと思います。
でも考えるならもっと広い視野で人権を考えてほしい。
福田氏がどんな刑になっても、死刑になっても
本村さんの奥さんとお子さんが生き返るわけではありません。
元の幸せな状態には戻れません。
福田氏にも家族がいます。事件前の生活にはもう戻れないでしょう。
犯罪が起きたからには、みんなが幸せになる日は来ません。
でも、だからこそ、裁判に携わる方々には、
皆の心が救われるように慎重に正しい判断を望みます。

わがままな法律家(ほうりつや)が日本には多すぎます。
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【2007/06/29 00:55 】 | 時事ニュース | コメント(2) | トラックバック(0)
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